TESORO

リサイクルショップや100円ショップでの買い物の記録

【2017】中国の物価をまとめてみました。日本より安いって本当?

 

f:id:tesorosagashi:20170516123026j:plain

今年のGWは、

7泊8日の日程で中国旅行をしてきました。

訪れた街はこの3つ。

  1. 青島
  2. 済南
  3. 大連

 

帰ってきて、かれこれ2週間が経つので、

そろそろ思い出をまとめないと、記憶が薄れてきちゃいます。

最近、干し野菜に夢中だった私。

干し野菜と触れ合いすぎて、自分まで干物になりそうだったので、

気分転換を兼ね、旅の記録も兼ねて、中国の物価をまとめてみたいと思います。

中国は物価が上がり続けていると言われていますが、

中国と日本の物価の違いの参考になれば幸いです。

※2017年5月16日現在のレートより、1元=17円として算出しました。

飲食物

f:id:tesorosagashi:20170516182000j:plain

中国にはおいしいものがたくさんでした。

本当にたくさん食べたんですが、写真があったものだけ紹介しますね。

  • 食事
  • スイーツ
  • 果物
  • 飲み物

食事

f:id:tesorosagashi:20170516131237j:plain f:id:tesorosagashi:20170516142943j:plain

カルフールの中にあったラーメン屋さん。

自分で好きな麺や具を好きな量だけボウルに取って、レジに持って行ってお会計。

その後、調理してテーブルに運んできてくれます。

f:id:tesorosagashi:20170516125929j:plain f:id:tesorosagashi:20170516125945j:plain

左→旦那様チョイス。23元(391円)

右→私チョイス。12元(221円)

旦那様はコーン、豆腐、レンコンなど、

ずっしりしたものを多めにとったので高くなったみたい。

麺もすごい量でした。

優しい野菜のおだしが活きたスープでしたが、

後味は山椒のピリピリとした辛さが残ります。

 

カルフールは日本では馴染みがないですが、フランスのスーパーマーケットです。

f:id:tesorosagashi:20170516174247j:plain

中国では「家乐福」と表記されます。

ちなみにイオンは「永旺」。

 

f:id:tesorosagashi:20170516132026j:plain f:id:tesorosagashi:20170516133648j:plain

青島の街をぶらついていた時に見つけた、高架下の屋台で食べた朝食。

小米粥→1元(17円)

茶蛋→1元(17円)

餃子→5元(85円)

小米粥=粟粥なんですね。

味が無くて食べづらく、残してしまいました。

ホテルの朝食ビュッフェにも置いてあったので、

中国ではスタンダードな朝食なのかな?

茶蛋は私が中国ではまった料理の一つ。

お茶に漬け込んだ卵で、日本でいう煮卵みたいな感じ。

f:id:tesorosagashi:20170516132158j:plain

ご飯を食べた席から見える光景。

この隣には市場が広がっています。

 

f:id:tesorosagashi:20170516134517j:plain

水餃子→20元(340円)

青島駅近くの食堂にて。

醤油ダレとゴマだれがかかっています。

結構なボリューム。

水餃子はどこのお店でも高めのお値段でした。

何故だろう?

 

f:id:tesorosagashi:20170516134557j:plain

涼麺→7元(119円)

大連の地下街のお店で。

薄平べったい麺ときゅうりと豆腐(?)が、

甘めのごまだれで和えられた冷たい麺。

パクチーが効いてて美味しかったです。

 

f:id:tesorosagashi:20170516134826j:plain f:id:tesorosagashi:20170516134834j:plain

酸辣湯(ご飯付き)→10元(170円)

大連のショッピングモール内フードコートにて。

想像していた酸辣湯とは違いましたが、

酸味も辛味も控えめで、優しいお味の卵スープでした。

真冬のように寒かった大連で、冷えた体が温まりました。

 

f:id:tesorosagashi:20170516135530j:plain f:id:tesorosagashi:20170516135624j:plain

酸辣粉10元(170円)

青島の食堂にて。

今回の旅行で一番ヒットした料理。

すっぱ辛いスープがやみつきになります。

「粉」というのは春雨のこと。

この店の麺は極太の春雨みたいな、もっちもちの不思議な麺でした。

 スイーツ

f:id:tesorosagashi:20170516140202j:plain

エッグタルト→1元(17円)

大連の地下街にて。

朝から行列が絶えない人気店でした。

 

その人気店の向かいにあったこちらのお店。

f:id:tesorosagashi:20170516141010j:plain f:id:tesorosagashi:20170516141415j:plain

エッグタルト→7元(119円)

なんかこのキャラクターどこかで見たことある気がするんだけど。

クリームチーズがふんだんに使われていて、

濃厚なお味のタルトでした。

 

f:id:tesorosagashi:20170516174435j:plain f:id:tesorosagashi:20170516174440j:plain

スイーツ大好きな旦那様がやけに気に入ったのがこちら。

クレープの皮がベビーカステラになったようなスイーツです。

イチゴのは、15元(255円)でした。

 果物

f:id:tesorosagashi:20170516133910j:plain

イチゴ→10元(170円)

青島の市場にて。

量り売りが基本なので、10元分買いました。

あまりに安いので、どうせ酸っぱいだろうと思ったら、

かなり甘かったです。

f:id:tesorosagashi:20170516134221j:plain f:id:tesorosagashi:20170516134244j:plain

買ったのはこんな市場。

飲み物

f:id:tesorosagashi:20170516141720j:plain

青島ビール(空港内免税店)→5元(85円)

青島流亭国際空港の免税店で、350ml×6本入りが30元でした。

お土産に1セット購入。

街での青島ビール350mlの相場は、

スーパー→4元(68円)

コンビニ→4.5元(77円)です。

 

f:id:tesorosagashi:20170516143034j:plain

旅行中、テレビでやっててかなりはまって観てたドラマ、

亲爱的翻译官」でやたら出てきて気になったRIOというお酒。

飲んでみました。

コンビニで7元(119円)でした。

これは桃味で、ほかにぶどう味もありました。

アルコール3%でジュースのような甘さ。

 

ある日の私の晩酌セット。

f:id:tesorosagashi:20170516144943j:plain

麒麟ビールが日本より安いことに驚き。

ビール3本と、おつまみ買って400円。

ホテル

f:id:tesorosagashi:20170516180802j:plain

中国には外国人が泊まれるホテルと泊まれないホテルがあります。

安いビジネスホテルは外国人NGのところが多く、

中国での宿探しは苦労することが多いです。

今回の旅行でも何軒か断られました。

チェックインの時のパスポートチェックも、

入国スタンプを探してコピーを取っていました。

5年前に中国を旅行した時より、

規制が厳しくなっている印象を受けました。

 

私たちが今回の旅行で泊まったホテル。

どれも1部屋あたり(2人分)の料金です。

青島

  • 青島国敦大酒店(4つ星) 1泊418.5元(7,116円)
  • 青島黄海飯店(4つ星) 1泊586元(9,962円)

どちらもネットで予約しました。かなりリッチなお宿です。

f:id:tesorosagashi:20170516152224j:plain f:id:tesorosagashi:20170516152228j:plain

f:id:tesorosagashi:20170516152401j:plain f:id:tesorosagashi:20170516152406j:plain

これは青島国敦大酒店のお部屋。

中国とは思えないくらい綺麗でしょ?

このホテルはスーパーのカルフールが目の前にあって便利でした。

f:id:tesorosagashi:20170516160520j:plain f:id:tesorosagashi:20170516160524j:plain

f:id:tesorosagashi:20170516160528j:plain f:id:tesorosagashi:20170516160533j:plain

こちらは、青島黄海飯店のお部屋。

海の近くのホテルで、静かな落ちついた雰囲気でした。

済南

  • 济南缤纷五洲大酒店 1泊314元(5,338円)

この街ではホテル探しに苦労しました。

何軒も断られ続けました。

あるホテルのフロントの方が、

「ここなら外国人も泊まれるよ」と教えてくれました。

f:id:tesorosagashi:20170516161728j:plain

その時のメモ。

親切な方でした。感謝。

疲れすぎていてホテル内部は撮影していません。

部屋の印象はすでに記憶の沼に沈んでしまいました。

朝食会場で従業員のおばちゃん同士が、

つかみ合いの喧嘩をしていたことが印象的でした。

大連

  • 如家快捷酒店 1泊200元(3,400円)

如家快捷酒店という中国のチェーンのビジネスホテルに宿泊。

地球の歩き方に載っています。

予約せず、直接ホテルに行きましたが、部屋は空いていました。

済南にも同じ系列のホテルがありましたが、

そこは「外国人お断り」でした。

街によっても対応が違うようです。

部屋は最低限のものは揃っていて、日本人でも泊まれるレベルの清潔さです。

交通機関

f:id:tesorosagashi:20170516190143j:plain

私たちが旅行中に使った交通手段はこちら。1人分の運賃です。

飛行機(国内線)

  • 済南→大連(中国南方航空) 520元(8,840円)
  • 大連→青島(海南航空) 262元(4,454円)

どちらも約1時間のフライトでした。

中国の国内移動は飛行機が早くて便利だと痛感。

バス

  • 青島国際空港→青島市内 20元(340円)

f:id:tesorosagashi:20170516165233j:plain

エアポートバス。空港から市内(青島国敦大酒店前)まで1時間ちょっと。

 

  • 青島駅→済南 96元(1,632円)

f:id:tesorosagashi:20170516165356j:plain

青島から電車で北京に行く予定でしたが、

中国も連休で終日満席。

急遽バス移動に変更し、行き先を青島と北京の間にある済南に決定。

f:id:tesorosagashi:20170516170810j:plain

細かいやりとりは筆談が万能。

「青島→済南、2人、今日」と書いたメモを窓口の人に渡すと、

「うんうん、OK」と言って、

出発時間を2パターン紙に書いてくれました。

14:30の方に◯を付けて再び紙を渡すと、

チケットを発行してくれました。

予定では5時間で済南に着く予定でしたが、

道が混んでいて7時間かかりました。

f:id:tesorosagashi:20170516165922j:plain f:id:tesorosagashi:20170516170050j:plain

バスも満席です。

道路のあちこちで工事が行われていました。

 

  • 済南駅→済南国際空港 20元(340円)

f:id:tesorosagashi:20170516170145j:plain

エアポートバス。

済南駅から空港まで約1時間でした。

f:id:tesorosagashi:20170516170409j:plain f:id:tesorosagashi:20170516170415j:plain

エアコンが効くきれいなバスでした。

街中で見かけた糖尿病医院。

中国でも糖尿病の方が多いんでしょうね。

タクシー

  • 青島空港→青島黄海飯店 73元(1,241円)
  • 青島黄海飯店→青島空港 100元(1,700円)

空港から青島黄海飯店まで、タクシーで1時間。

f:id:tesorosagashi:20170516171653j:plain

空港のタクシー乗り場からタクシーに乗るときに、

係の人からナンバープレートが書かれた紙を渡されました。

ナンバーを明示することで、

「ぼったくりしませんよ」という誠意が感じられ、とても感動しました。

乗る方も安心です。

青島市内でも15分程度タクシーを利用しましたが、15元(255円)くらいでした。

映画

大連を出発する日。

飛行機が夕方だったため時間が空き、映画を見ることにしました。

映画館に着いてすぐ見れそう、且つ、おもしろそうなこれにしました。

f:id:tesorosagashi:20170516175048j:plain f:id:tesorosagashi:20170516175136j:plain

タイトル読めません。

中国語音声で、中国語と英語の字幕付きでした。

ハッピーエンドだったってことは分かりました。

60元(1,020円)

3Dや4Dの作品はもっと高かったです。

 

f:id:tesorosagashi:20170428125705j:plain

いかがだったでしょうか?

中国は物価が上がり続けているとはいえ、まだまだ日本よりは安いものが多い印象でした。

 

▼追記:2018年4月より中国広東省に住み始めました。

 

 

▼無計画旅の心強い味方。これ1冊持ってればなんとか生き延びれます。