【2017】中国の物価をまとめてみました。日本より安いって本当?
今年のGWは、
7泊8日の日程で中国旅行をしてきました。
訪れた街はこの3つ。
- 青島
- 済南
- 大連
帰ってきて、かれこれ2週間が経つので、
そろそろ思い出をまとめないと、記憶が薄れてきちゃいます。
最近、干し野菜に夢中だった私。
干し野菜と触れ合いすぎて、自分まで干物になりそうだったので、
気分転換を兼ね、旅の記録も兼ねて、中国の物価をまとめてみたいと思います。
中国は物価が上がり続けていると言われていますが、
中国と日本の物価の違いの参考になれば幸いです。
※2017年5月16日現在のレートより、1元=17円として算出しました。
飲食物
中国にはおいしいものがたくさんでした。
本当にたくさん食べたんですが、写真があったものだけ紹介しますね。
- 食事
- スイーツ
- 果物
- 飲み物
食事
カルフールの中にあったラーメン屋さん。
自分で好きな麺や具を好きな量だけボウルに取って、レジに持って行ってお会計。
その後、調理してテーブルに運んできてくれます。
左→旦那様チョイス。23元(391円)
右→私チョイス。12元(221円)
旦那様はコーン、豆腐、レンコンなど、
ずっしりしたものを多めにとったので高くなったみたい。
麺もすごい量でした。
優しい野菜のおだしが活きたスープでしたが、
後味は山椒のピリピリとした辛さが残ります。
カルフールは日本では馴染みがないですが、フランスのスーパーマーケットです。
中国では「家乐福」と表記されます。
ちなみにイオンは「永旺」。
青島の街をぶらついていた時に見つけた、高架下の屋台で食べた朝食。
小米粥→1元(17円)
茶蛋→1元(17円)
餃子→5元(85円)
小米粥=粟粥なんですね。
味が無くて食べづらく、残してしまいました。
ホテルの朝食ビュッフェにも置いてあったので、
中国ではスタンダードな朝食なのかな?
茶蛋は私が中国ではまった料理の一つ。
お茶に漬け込んだ卵で、日本でいう煮卵みたいな感じ。
ご飯を食べた席から見える光景。
この隣には市場が広がっています。
水餃子→20元(340円)
青島駅近くの食堂にて。
醤油ダレとゴマだれがかかっています。
結構なボリューム。
水餃子はどこのお店でも高めのお値段でした。
何故だろう?
涼麺→7元(119円)
大連の地下街のお店で。
薄平べったい麺ときゅうりと豆腐(?)が、
甘めのごまだれで和えられた冷たい麺。
パクチーが効いてて美味しかったです。
酸辣湯(ご飯付き)→10元(170円)
大連のショッピングモール内フードコートにて。
想像していた酸辣湯とは違いましたが、
酸味も辛味も控えめで、優しいお味の卵スープでした。
真冬のように寒かった大連で、冷えた体が温まりました。
酸辣粉→10元(170円)
青島の食堂にて。
今回の旅行で一番ヒットした料理。
すっぱ辛いスープがやみつきになります。
「粉」というのは春雨のこと。
この店の麺は極太の春雨みたいな、もっちもちの不思議な麺でした。
スイーツ
エッグタルト→1元(17円)
大連の地下街にて。
朝から行列が絶えない人気店でした。
その人気店の向かいにあったこちらのお店。
エッグタルト→7元(119円)
なんかこのキャラクターどこかで見たことある気がするんだけど。
クリームチーズがふんだんに使われていて、
濃厚なお味のタルトでした。
スイーツ大好きな旦那様がやけに気に入ったのがこちら。
クレープの皮がベビーカステラになったようなスイーツです。
イチゴのは、15元(255円)でした。
果物
イチゴ→10元(170円)
青島の市場にて。
量り売りが基本なので、10元分買いました。
あまりに安いので、どうせ酸っぱいだろうと思ったら、
かなり甘かったです。
買ったのはこんな市場。
飲み物
青島ビール(空港内免税店)→5元(85円)
青島流亭国際空港の免税店で、350ml×6本入りが30元でした。
お土産に1セット購入。
街での青島ビール350mlの相場は、
スーパー→4元(68円)
コンビニ→4.5元(77円)です。
旅行中、テレビでやっててかなりはまって観てたドラマ、
「亲爱的翻译官」でやたら出てきて気になったRIOというお酒。
飲んでみました。
コンビニで7元(119円)でした。
これは桃味で、ほかにぶどう味もありました。
アルコール3%でジュースのような甘さ。
ある日の私の晩酌セット。
麒麟ビールが日本より安いことに驚き。
ビール3本と、おつまみ買って400円。
ホテル
中国には外国人が泊まれるホテルと泊まれないホテルがあります。
安いビジネスホテルは外国人NGのところが多く、
中国での宿探しは苦労することが多いです。
今回の旅行でも何軒か断られました。
チェックインの時のパスポートチェックも、
入国スタンプを探してコピーを取っていました。
5年前に中国を旅行した時より、
規制が厳しくなっている印象を受けました。
私たちが今回の旅行で泊まったホテル。
どれも1部屋あたり(2人分)の料金です。
青島
- 青島国敦大酒店(4つ星) 1泊418.5元(7,116円)
- 青島黄海飯店(4つ星) 1泊586元(9,962円)
どちらもネットで予約しました。かなりリッチなお宿です。
これは青島国敦大酒店のお部屋。
中国とは思えないくらい綺麗でしょ?
このホテルはスーパーのカルフールが目の前にあって便利でした。
こちらは、青島黄海飯店のお部屋。
海の近くのホテルで、静かな落ちついた雰囲気でした。
済南
-
济南缤纷五洲大酒店 1泊314元(5,338円)
この街ではホテル探しに苦労しました。
何軒も断られ続けました。
あるホテルのフロントの方が、
「ここなら外国人も泊まれるよ」と教えてくれました。
その時のメモ。
親切な方でした。感謝。
疲れすぎていてホテル内部は撮影していません。
部屋の印象はすでに記憶の沼に沈んでしまいました。
朝食会場で従業員のおばちゃん同士が、
つかみ合いの喧嘩をしていたことが印象的でした。
大連
-
如家快捷酒店 1泊200元(3,400円)
如家快捷酒店という中国のチェーンのビジネスホテルに宿泊。
地球の歩き方に載っています。
予約せず、直接ホテルに行きましたが、部屋は空いていました。
済南にも同じ系列のホテルがありましたが、
そこは「外国人お断り」でした。
街によっても対応が違うようです。
部屋は最低限のものは揃っていて、日本人でも泊まれるレベルの清潔さです。
交通機関
私たちが旅行中に使った交通手段はこちら。1人分の運賃です。
飛行機(国内線)
- 済南→大連(中国南方航空) 520元(8,840円)
- 大連→青島(海南航空) 262元(4,454円)
どちらも約1時間のフライトでした。
中国の国内移動は飛行機が早くて便利だと痛感。
バス
- 青島国際空港→青島市内 20元(340円)
エアポートバス。空港から市内(青島国敦大酒店前)まで1時間ちょっと。
- 青島駅→済南 96元(1,632円)
青島から電車で北京に行く予定でしたが、
中国も連休で終日満席。
急遽バス移動に変更し、行き先を青島と北京の間にある済南に決定。
細かいやりとりは筆談が万能。
「青島→済南、2人、今日」と書いたメモを窓口の人に渡すと、
「うんうん、OK」と言って、
出発時間を2パターン紙に書いてくれました。
14:30の方に◯を付けて再び紙を渡すと、
チケットを発行してくれました。
予定では5時間で済南に着く予定でしたが、
道が混んでいて7時間かかりました。
バスも満席です。
道路のあちこちで工事が行われていました。
- 済南駅→済南国際空港 20元(340円)
エアポートバス。
済南駅から空港まで約1時間でした。
エアコンが効くきれいなバスでした。
街中で見かけた糖尿病医院。
中国でも糖尿病の方が多いんでしょうね。
タクシー
- 青島空港→青島黄海飯店 73元(1,241円)
- 青島黄海飯店→青島空港 100元(1,700円)
空港から青島黄海飯店まで、タクシーで1時間。
空港のタクシー乗り場からタクシーに乗るときに、
係の人からナンバープレートが書かれた紙を渡されました。
ナンバーを明示することで、
「ぼったくりしませんよ」という誠意が感じられ、とても感動しました。
乗る方も安心です。
青島市内でも15分程度タクシーを利用しましたが、15元(255円)くらいでした。
映画
大連を出発する日。
飛行機が夕方だったため時間が空き、映画を見ることにしました。
映画館に着いてすぐ見れそう、且つ、おもしろそうなこれにしました。
タイトル読めません。
中国語音声で、中国語と英語の字幕付きでした。
ハッピーエンドだったってことは分かりました。
60元(1,020円)
3Dや4Dの作品はもっと高かったです。
いかがだったでしょうか?
中国は物価が上がり続けているとはいえ、まだまだ日本よりは安いものが多い印象でした。
▼追記:2018年4月より中国広東省に住み始めました。
▼無計画旅の心強い味方。これ1冊持ってればなんとか生き延びれます。