関税に要注意?!日本から中国に船便で荷物を送ってみた。料金は?日数は?
2018年4月に中国山東省から中国広東省に引っ越しをしました。ビザの関係で2ヶ月ほど日本に一時帰国をしていたので、今回の引っ越しで、日本から中国へ段ボールを2箱送りました。
- 洋服、靴、カバン
- シャンプー、コンタクトレンズ保存液
- 本
- ドリップコーヒー、ティーバッグ
- ハンガー
- 化粧水、乳液のストック
中身は、生活用品のストックと洋服がメイン。
重量は1箱15kg前後になりました。
内容物の欄は「日用品」「食料」というような大雑把な書き方はNGのよう。でもさすがに全部細かくは書けなかったので、
- clothes
- shoes
- books
- hangers
の4項目に絞りました。
値段、数量は適当です。重さの欄だけは、体重計で計った重量と同じになるように帳尻合わせをして、うまいこと記入する必要があります。
実際に届いた荷物
1箱目。だいぶ潰れました。かなり丈夫な日通の引っ越し用段ボールを使ったのですが、中国に届いた頃にはフニャンフニャンになっていました。
2箱目。完全に崩壊して、中身がコンニチハしてました。配達のおっちゃんが「なんか中身無くなってない?大丈夫?」って聞いてきたけど...そんなん分かるかい!
前にも一度、日本から中国に船便で荷物を送ったことがあったのですが、その時はこんなにダンボール箱のダメージはひどくありませんでした。今回はどんな過酷な船旅をしてきたんでしょうか。
船便で送る荷物は、無くなっても壊れてもショックを受けないものだけにしましょう。
国際小包の特徴
- 航空便、船便、エコノミー航空(SAL)便の3種類の発送手段が選べます。
- ご利用の個数により10~20%の料金割引があります。
- 重量は30kgまでOK(国により制限が異なります。)
- 手続き簡単。専用ラベルに必要事項を記入し、はるだけでOK。
- 万一に備えて保険も付けられます(国により制限があります)。
引用:国際小包 - 日本郵便
料金
重さと送り先の国・地域によって、料金は異なります。
日本→中国の場合の料金表はこちら。
船便に関しては、重いものほど割安感がありますね。
※2018年5月現在
参考:国際郵便料金表|日本郵便
所要日数
日本郵便の公式サイトによる日本→中国の所要日数です。
- EMS(国際スピード郵便):3〜4日
- 航空便:7日
- エコノミー航空(SAL)便:2週間
- 船便:1ヶ月
こちらの画像は船便で荷物を送った時の追跡記録です。日本郵便のサイトから毎日チェックしていました。この時は約1ヶ月で荷物が手元に届きました。
前回船便で送った時も約1ヶ月で荷物が届きました。
関税
実は、今回送った2箱の荷物のうち、1箱に関税がかかってしまいました。
ある日突然こんなショートメッセージが届きました。
要するに、「187.49元(約3,200円)関税払ってね」ってことです。
ネット上で関税を支払ったら、2〜3日後には自宅に荷物が届きました。
前回船便で荷物を送った時には関税を取られなかったので、なんで今回だけ取られるの?納得できなかったので、旦那様の知り合いの中国の方に聞いてもらったところ、
- 抜き打ちで行われる荷物のチェックにひっかかった
- 申告した金額より価値があると税関に判断された
- 関税を払わずに税関を通すには、購入時の領収書などの提出が必要(かなり面倒)
とのことでした。
荷物の送り状に書いた内容物と実際の中身にかなり違いがあったのが原因かと思いましたが、届いた荷物には開けられた形跡がなかったんですよね。
さらに、ネット上に溢れている情報を整理してみると、
- 未開封のものは転売目的だと思われて関税を取られる
- 内容品の価格を1万円以上で申告すると関税を取られる
ようですが、私の場合、
- 未開封のものは転売目的だと思われて関税を取られる→お菓子とか化粧水とか未開封のものは2箱どちらにも入っていた
- 内容品の価格を1万円以上で申告すると関税を取られる→2箱とも内容品の価格は1万円以上で申告していた
2箱ともほとんど同条件だったにも関わらず1箱だけしか関税を取られなかったことから、関税を取られた理由は税関の抜き打ちチェックにたまたまひっかかってしまったからという運的な要素が強かったのだと思わざるを得ません。
まとめ
結局、支払った関税も合わせると2箱で15,000円近くの送料がかかってしまいました。旦那様からは、「この荷物15,000円かけて送る価値あんの?」とか嫌味を言われる始末。
日本から絶対に持っていきたいもの(お肌に直接付けるもの)の中に混ざって、中国でも調達できるものが入っていたのも確か。
今後はいるもの、いらないものを慎重に吟味して、もう少し時間をかけて荷造りしようと心に決めました。