中国の出前(外卖)アプリが便利すぎる。
皆様は出前というとどのようなイメージがあるでしょうか?
- 特別な日に頼む
- 高い、リッチ
- 寿司やピザ
私が持つイメージはこのようなモノでした。
しかし、中国に来て出前のイメージが180°変わりました。
- 外に出たくない日に頼む
- 食べに行くよりむしろ安い
- 料理の選択肢が多い
今日はとても便利な出前(外卖)アプリを使ってぐうたらしている私の日常をお伝えしたいと思います。
※記事内の価格は全て1元=17円で計算しています。
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中国の大手出前サービス
- 饿了么
- 美团外卖
中国の出前サービスは、この2社の一騎打ち状態です。
青い制服の「饿了么」、黄色い制服の「美团外卖」、バイクに乗った配達員を街中でよく見かけます。
配達員は若い男性が多いですが、まれに女性もいます。
注文から配達まで
では実際に注文してみましょう。
支付宝アプリを開けば饿了么、微信アプリを開けば美团外卖が入っているので、好きな方を使います。私は饿了么を使うことが多いです。
(左:支付宝 右:微信)
アプリを開くとこのようにトップにいろいろなカテゴリが表示されます。
料理以外にも、スーパーの野菜や薬局の薬も配達してくれます。
「晚餐(夕食)」を選びました。さらに細かいカテゴリに分かれるので、その日の気分によって食べたい料理を探します。
水餃子を食べたい気分だったので、この店を選んでみました。
- 配送費3元(51円)
- 20元(340円)から配送
- 12元以上買えば9元割引
- 26元以上買えば19元割引
- 48元以上買えば30元割引
割引率やばくないですか?
一番人気の「全家福」の汤饺にしてみました。容器代が2元(34円)です。12元以上になったので9元が割引され、4.5元のクーポンも使えました。
全部で12.38元(約210円)でした。
大幅な割引がある店では、食べに行くより安くなることもしばしばです。
待つこと30分。
コンコンコン(激しくドアをノックする音)
「ヤー、ワイマイ(外卖)」
届きました。玄関まで届けてくれます。
さぁ、食べましょう。
まだ暖かいです。汁もこぼれていません。
とても美味しくいただきました。
出前ブームの裏側で
この便利さの裏で問題になっているのが、出前配達員の事故の多さです。
実際に私も街を歩いていて思いますが、配達員の運転するバイクは本当に危険です。歩道を走る、信号無視、人ごみに突っ込む、運転しながらスマホをいじるなどなど。急いでいる、焦っているのが見ていて分かるほど、無理な運転が目立ちます。
それもこれもスピード重視の外卖システムが原因なのでしょうね。