苦痛だった毎日のお局軍団とのランチタイム、私がとった対処法。
根暗少女もんちです。
2年勤めた会社をついに辞めました。
正直、辞めれてホッとしています。
会社を辞めて1ヶ月。
気持ちが落ち着いてきた今、自分がどんな気持ちで仕事をしていたのか記録として残し、これからの人生の教訓にしようと思います。
今回は特に辛かったお局軍団とのランチタイムについて書いてみようと思います。
嫌味はじわじわ効いてくる
私はこれまでに4社勤めましたが、先日辞めた会社は、群を抜いて息苦しい会社でした。
社歴の長い独身お局達の放つ、嫌味という名のボディーブローは、じわじわと私の精神を蝕みました。地味な攻撃なのでダメージに気づきにくいのですが、確実にダメージは蓄積されていき、気づいた時には精神崩壊状態になるのです。
そう、お局達の攻撃はじわじわ効いてくるのが特徴です。
ランチタイムは命がけ。
入社当日の昼休み、お局達は早速攻撃を仕掛けてきました。
新入社員だからって容赦はありません。
昼食はフロアではなく、会議室などの空き部屋に移動して食べるのがその会社のルールでした。私は指導係だった先輩に連れられて、空き会議室でのランチ会に強制入会させられました。
勤務初日の私にお局達は、
- この会社はいかに給料が上がらないか
- この会社はいかに退職金が少ないか
- この会社の営業はいかに使えないクズ野郎が多いか
- この会社のトップ層はいかに無能であるか
それはそれは懇切丁寧にレクチャーしてくださいましたよ。
引きつった笑顔の私に一言、
「あっごめーん、うちらいつも、こんなんやから。」
地獄のランチタイムの幕開けです。
お局の陣地死守。
4人用テーブルが一つしかないその部屋では、もともと4名が昼食をとっていました。
私が仲間入りすることで5人になり、完全に定員オーバーでした。
お局達は私の存在を無視するかのように弁当包みを大きく広げます。
上図点線を参照ください。
私の入社前と入社後で、4名の陣地領域に変化がないことが分かりますね。
お局達は広々としたスペースで弁当を広げたいため、
私のために自分の陣地を狭めることなど決してしません。
結果、私は膝の上で弁当を食べることになりました。
膝の上では2段の弁当箱は広げられません。
水筒や箸ケースを置いておくのは、椅子の片隅です。
幸いにも会議室の椅子は大きめの作りでした。
それでも、箸や弁当箱を落とさないように気をつけながら食べると、
体がガチガチで、休憩時間のはずなのに体は全然休まりませんでした。
こうして、私の弁当箱はいつしか2段から1段になり、
ついにはパン1個にまで縮小したのです。
パンはかぶりつくだけだから楽でした。
体もガチガチにならずにすみました。
お局の空調管理。
それでもまだお局達の攻撃は続きます。
夏になると、空き部屋は空気がこもって暑くなるので、お局達が会議室に到着するまでに、冷房を効かせておかなければいけません。昼のチャイムと同時にダッシュです。
冷房を入れるタイミングが少しでも遅れると
「なにこの部屋、あっつ。ちゃんとクーラー入れといてや!」と嫌味が炸裂します。
お局の送迎。
昼食を終えフロアに戻るタイミングは、最高齢お局の気分次第で毎日変わります。
機嫌が良く誰かの悪口話に花が咲いた日は、
休憩時間いっぱいまで会議室で休みますが、
テンション低めの日は、自分が弁当を食べ終わるとすぐにフロアに降りてしまいます。
私はお局達の気配をビンビンに読み取り、
誰よりも早く席を立つ必要があります。
- 冷房のスイッチオフ
- 会議室のドアを開ける
- 笑顔でお局達を迎える
- 部屋の電気を消す
- 会議室のドアを閉める
- ダッシュでエレベーターのボタンを押しに行く
- エレベーターが来たらすかさず乗り込み、
- 「開」ボタンを長押し
- 全お局が乗り込んだのを確認して「閉」ボタン連打
- フロア階についたら再び「開」ボタン長押し
- お局達フロアに放出
という一連の流れを、お局達をイラつかせることなく、スムーズに行う必要があるからです。まるでお局のお付きの世話人のように、毎日笑顔でお局の送迎をこなしていました。
強制ランチ会からの脱出。
お局ランチ会での苦痛は入社3ヶ月で限界に達していました。
私が一番耐えられなかったのは、ランチ会での愚痴り合い。
さっきまでフロアで仲よさそうに喋ってた相手のことを、
「ほんま、あいつの声、うっさいわー。耳について腹立つわー」とか、
「仕事できんくせに、態度でかいわー」とか。
人間不信に陥るレベルの闇でした。
脱出しないとやばい!
幸運なことに、私が勤めていた会社は自宅の近くでした。
ある日、意を決して昼休みに自宅に戻ることにしました。
「郵便局に用事があるので昼ちょっと抜けます。」
そう言い、ランチ会からの脱出に成功。
1度抜け出せば、2日目からは抜け出すのが楽になりました。
もともとお局軍団との会話に参加せず、存在感0だった私が抜けたところで、
ランチ会の運営に支障は出ません。
こうして私は地獄のランチ会を脱会し、
ゆっくりと休める昼休みを送ることができるようになりました。
会社に属さない生き方でお局回避。
ランチタイムのお局軍団からの攻撃は回避できたものの、
業務中にももちろん攻撃を仕掛けてくるのがお局軍団の特徴です。
抜本的な解決を望むなら、会社に属さない生き方をすること。
これしかないと私は思います。
なので私は会社を辞めました。
何も考えず、決められた時間に出社して、毎月十数万のお金が入ってくる。
楽な生き方でしたが、決して楽しくはありませんでした。
今は自分の力でお金を得る方法を模索中です。
毎日手探りですが、とても楽しい人生です。
会社を辞め、このブログを始めるきっかけを作ってくれたお局軍団の嫌味にも、今は少し感謝です。