TESORO

リサイクルショップや100円ショップでの買い物の記録

どっちが住みやすい?都会から田舎に引っ越して感じた地域格差に唖然。

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7月末に引越しをしました。

引っ越したエリアは、関西から関東。

関西弁が飛び交っていた街から、標準語の街へ。おじさんまで「〜じゃん」「〜だよね」と喋っているのに違和感。全然慣れません。

都会で当たり前だったことが田舎では通用しなかった。

言葉の違い以上に驚いているのが、田舎の不便さ。

引っ越し前、私は大阪市内に住んでいました。自宅から徒歩5分圏内に最寄の駅、コンビニ(4件くらい)、郵便局、スーパーマーケットが揃っていて、今思えばかなり便利な立地でした。

引っ越し先は関東の田舎町。

これまでに何度も遊びに行ったことがあったので、ザ・車社会の典型的な田舎の町だということは知っていましたが、いざ暮らしてみると、遊びに来ていた時には見えていなかった不便に出会いました。

私が耐えられなかったのは、コンビニが近くに無くて不便とか、駅が遠くて不便とか、そういう類の不便ではなく、サービスの質の悪さからくる不便でした。

今まで当たり前だと思っていた利便性は、都会ならではの恩恵だったんだと強く実感しています。

役所での転出・転入手続き

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マイナンバーカードは田舎では通用しない?!

大阪市で転出の届け出をした時は、私のマイナンバーカード1枚で世帯まるごとの手続きが済みました。

「転入先でこのマイナンバーカード1枚さえ見せていただければ、簡単に転入の手続きが完了するようにしておきました。たまに機械の調子が悪くてカードの読み取りができない時がありますので、念のため転出届も発行しておきますね」

とのことでした。

なんて便利な世の中になったものだと感動していた矢先。

引っ越した先の役所で転入届を出そうと、

「大阪市から引っ越してきたので転入の手続きをお願いします」

と言い、マイナンバーカードと転出届を提出しました。

すると窓口のおばさんは、

「??」

という顔。

私「大阪では私のマイナンバーカード1枚で手続きが済むと言われているのですが」

窓口「でも転出届が発行されてますよね」

私「これはカードの読み取りができなかった時のために、念のため発行してもらったものです。」

窓口「旦那様はマイナンバーカードをお持ちですか?」

私「持っていますが、今日は持ってくるのを忘れました。でも私のカード1枚で手続きができると聞いていますが」

窓口「うーん、転出届が出てますからねー」

私「とりあえず確認してもらってもいいですか?」

こんな押し問答が10分以上続き、マイナンバーカードの浸透してなさがヒシヒシと感じられました。

その後、30分ほど待たされましたが、結局私のマイナンバーカード1枚で手続きができました。結局できるんかい!

 

郵便局でのゆうゆうメルカリ便の発送

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郵便物2つ送るのに20分もかかるの?!

 引っ越しして、旦那様の実家に居候している私。旦那様の母と妹にメルカリの話をしたら、これも売れる?あれも売れる?と次から次と出品候補物が湧き上がってきました。

出品してみると、早速2点売れました。

売れたのは美顔器とハンドクリーム。梱包を済ませ、ゆうゆうメルカリ便で発送するため、郵便局に行ってきました。

いつも通り、バーコードの発行を済ませ、商品を窓口に提出。

私「これ、お願いします」

窓口「はい」

窓口のおばさんはバーコードをジーッと見つけること10秒。

窓口「これは中身はなんですか?」

私「美顔器です」

窓口「電池で動くタイプですか?コンセントが付いているタイプですか?」

私「コンセントです。」

窓口「コンセントの美顔器で、えーっと、宛先は、えーっと、埼玉だから、えーっと、ちょっと確認させていただきますね」

私「はい」

何を確認するのだろうと思ったら、窓口のおばさんは隣の窓口のおじさんに、

「この荷物なんですけど、中身は美顔器で、コンセント式みたいなんですけど、宛先は埼玉県で、、、」

と何やらボソボソ相談している。

そしておじさんが、

「うん、オッケー」

とよく分からない承諾を出した模様。

窓口「そしたら、確認していきますねー」

すると窓口のおばさんは、ラベルの欄をひとつひとつ丁寧に声に出して確認し始めました。バーコードシールを商品に貼るにもやたら慎重なおばさん。

美顔器ってそんなに問題がある郵便物だったのかな?電気機器は厳しいのかな?やけに慎重だなと私は思いました。

そして、この慎重さは、「郵便物が美顔器だから」が原因ではないことが判明。

2点目のハンドクリームも美顔器と同様の流れをとったのです。

私に中身を確認し、ぼそぼそ呟き、隣の窓口のおじさんに謎の許可を得て、ラベルの欄をひとつひとつ声を出して確認し、おぼつかない手際でバーコードシールを貼り。

ここで私は、田舎の郵便局では「ゆうゆうメルカリ便」を扱う頻度が圧倒的に低くて、窓口のおばさん一人では処理できないんだということを悟ったのでした。

「ゆうゆうメルカリ便」の取り扱いが開始されたのは6月20日。

私が引っ越し前に利用していた大阪の郵便局では、バーコードラベル発行の機械に列ができることもあるくらい、ユーザーが多かったです。取り扱い開始直後こそ、郵便局員の方達の不慣れ感はありましたが、1週間も経つと、局員の方は慣れた手つきで手続きをしていました。最近では一気に10品くらい出しても、あっという間に手続きが終わり、とても便利なサービスでした。はい、とても便利なサービスのはずだったんです。

田舎では違いました。

2点送るのに、20分かかりました。

ぞっとします。

同じサービスを利用している気がしない。

まだメルカリで出品を続ける予定ですが、正直郵便局はもう利用したくないと思ってしまいました。

リサイクルショップでの品揃え

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このブランドが1,600円もするの?

リサイクルショップ大好きな私。

引っ越し先でももちろんリサイクルショップに通います。

まだ2店舗しか行けてませんが、品揃えの質の低さにびっくりしています。

ファストファッションブランドやチープ系ブランドが、結構いい値段で売られているんです。

お値下げコーナーには、100円や200円の洋服が並んでいましたが、おばあちゃんのタンスを開けたみたいな品揃え。周りのお客さんを見てみると、ご高齢の方ばっかりでした。なるほど、若者が少ない街のリサイクルショップはこうなっちゃうのね。

リサイクルショップ大好きな私が全く心ときめかないショップでした。

まとめ

都会派?田舎派?好みは人それぞれですよね。

自分にぴったりくる居場所を探すために、もっと色々な街を見てみたいと思うのでありました。

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