中国で小米(シャオミ)の家電を買ってみた
シャオミはスマホメーカーとして有名ですが、最近は家電にも力を入れているようです。私もまさかシャオミが家電を出しているなんて知りませんでした。
どうやらスマホ事業は苦戦中のようです。中国国内のスマホはHuawei、OPPO、Vivoの3社が強いですね。
ところで、シャオミの家電って実は、無印良品っぽい洗練されたデザインなんです!私が初めてシャオミ製品と知り合ったのはこちらの体重計でした。
中国メーカーでこのデザインは素晴らしいと思います。お値段も99元(約1,700円)でお手頃ですし。
結局別のもっと安い体重計を買ったんですけどね...
私が買ったシャオミ製品はこれです。
电水壶(電気ケトル)99元
これは見た瞬間に一目惚れしました!
同じ時期に85元の炊飯器も買ったので、炊飯器よりケトルの方が高いという事実に釈然としない気持ちになり、
「ねーねー、予約した時間にご飯も炊けてふかし芋まで作れちゃう炊飯器より、ただお湯が沸かせるだけの電気ケトルのほうが高いんだけど、どう思うー?」
と、旦那様に相談したら、
「別にいーんじゃない?」
そっけない返答。うちの旦那様は基本的に私の買い物には興味がありません。
というわけで買っちゃいました!
タオバオで送料込み、99元でした。
箱を開けると、てっぺんに説明書があり、その下にケトルが入っていました。
真っ白でシンプルです。
中はステンレス製で継ぎ目がない作りなので、汚れがたまりにくい。
そして、私が特に驚いたのがここ!
中国製の電化製品にはほとんど付いている商品説明(?)ラベル。通常は右の写真のような青い枠のギンギンカラフルなラベルが付いているのですが、
小米のケトルのラベルを見てください!この控えめな「警告」の文字を。
「白い電化製品にこんな青いシール貼っちゃったら見た目が台無しよ」ということに気づける美的感覚を備えた小米さんに、心の中で盛大な拍手をお送りいたしました。
そこら中に痰を吐き散らし、デパートの前の花壇で子供に野糞をさせ、赤信号でも車が突っ込んでくるという、一見無秩序に見える国にも、どうやら美意識はあるようです。
中国にいると無印は割高でなかなか買えないので、今後も小米のおしゃれ家電に期待したいです!