夫婦二人、日通の単身パックで引っ越ししました。気になる料金は?結局安いの?
手帳が予定で埋まると憂鬱派な私ですが、
文字でびっしりの2017年7月のカレンダーを横目によくぞ生き抜いたな、と。
「バタバタしてる」ってこういうことを言うのね、と実感しました。
ブログの更新も久々です。
引っ越しをしました。
バタバタの要因はこれです。
話すと長いのですが、
来月から中国に移住することになったため、
一旦、旦那様の実家に引っ越しすることになりました。
旦那様の実家に住むわけではないので、
引っ越しというよりは、荷物の保管場所をお借りするという感覚ですね。
お世話になりっぱなしで、本当に頭が上がりません。
引っ越し業者を決めるまでの苦闘
私たち夫婦は、交際8年・結婚2年の期間中に少なくとも5回は引っ越しをしていて、引っ越し慣れしているほうだと思っていました。
ところがどっこい!
今回の引っ越しは、今まで通りのやり方では通用しませんでした。
問題続出です。
①距離の問題
- これまでの引っ越し→近距離(同一市内や隣県)
- 今回の引っ越し→関西から関東(直線距離400km)
これまでの近距離での引っ越しだと、赤帽を使って済ませることが多かったので、遠距離の引っ越しはどこに頼んでいいのかさっぱり分かりませんでした。
②荷物の量の問題
- これまでの引っ越し→大きな家具はなし
- 今回の引っ越し→家具がたくさん
同棲中は、「ここは仮住まい」という気持ちが強かったため、家具はほとんど買いませんでした。収納は段ボールを組み合わせて作った棚だったし、洋服もあまり持っていなかったように思います。
結婚後は、当ブログでも紹介させていただいている昭和チックアパートに2年間住みました。2年の間に家具を買い揃え、洋服もだいぶ増えました。
まさか2年でこの部屋とお別れするなんて、思ってもなかったですからね。
③見積もりの問題
- これまでの引っ越し→赤帽一択
- 今回の引っ越し→複数業者に見積もりし料金比較
これまでの引っ越しであれば赤帽で安く済んでいましたが、今回の引っ越しは距離があるため、赤帽では割高になってしまいます。
ネットから一括見積もりを依頼しましたが、登録した途端、夜12時過ぎにも関わらず、電話、メールの嵐で、正直ひきました。
電話、メールの対応は全て旦那様にお願いしていましたが、夜中に電話やメールを送ってきている時点で信用できない業者だなと、この時点で業者選択がかなり憂鬱になっていました。
▼電話・メール攻撃のない見積もり依頼もあるみたいです。もっと調べてから登録するんだったな。
④料金の問題
引っ越し業者からのセールスの嵐に戸惑いながらも、訪問見積もりをしてもらうことになりました。
◯◯さんマークの引越社だったと思います。
それがまた強烈だったんですよ。
いきなりパンフレットを広げたかと思うと、
こんなサービスがありまっせ!!
こんなに丁寧に仕事しまっせ!!
保障もこんなにつきまっせ!!
どや!!
と、なめらかな口調でペラペラとセールストークを仕掛けてきたのです。
私としては、荷物の量とか、引っ越し希望日とか相談したいことは他にあるのに。
セールストークが一通り終了したら、軽く部屋を見渡し、見積額発表タイム。
緊張の瞬間。
「15万円ですね。」
パチパチと電卓を打って見せつけてきた。
やたら長い計算式を打ち込んでいたのが謎。
使っていた電卓も安物っぽくて嫌だった。
「高い、高すぎる!」
私がそう告げると、上の者と相談すると言い電話をかけ始めたセールスマン。
またもやパフォーマンスか?
電話を終え、再び長々と電卓を叩き続けるセールスマン。
何を計算しているのでしょう。
「今日契約していただければ、特別にここまで安くします!」
「ジャスト10万!」
ドン!誇らしげに電卓を見せつけるセールスマン。
出た出た。契約を焦らせる常套句「今日限りの特別価格」。
10万円でも高いと思っていた私。
セールスマンのザ!セールス!な胡散臭さと相まって、早々にお引き取り願いました。
単身パックに決めた理由
たかだか1件の訪問見積もりで疲労困憊してしまいました。
もう訪問見積もりは嫌だ!
そんな時に単身パックで引っ越す案を思いついたのです。
私が調べたのは「日通の単身パック」です。
料金設定が明確
通常の引っ越しは、時期や荷物の量、セールスマンのさじ加減一つで価格が変動するので、定価なんてありません。
どのホームページをみても料金は掲載されていませんでした。
すごく非効率的なシステムだと私は思います。
その点、単身パックはホームページに料金が掲載されていて安心でした。
単身パックS 横108cm×奥行74cm×高さ155cm ¥27,000(税込)
単身パックL 横108cm×奥行104cm×高さ175cm ¥30,240(税込)
単身パックX 横2.279m×奥行1.649m×高さ1.989m ¥61,800(税込)
※上記価格は東京-大阪間です。
私たちの引越先は東京ではないので、上記の値段に+1,000円でした。
2tコンテナを利用する単身パックXは首都圏のみのサービスで、私たちは利用不可でした。
さらに、web割¥2,000、複数割¥1,000などの割引もあるようです。
抜群のコストパフォーマンス
単身パックXが使えればよかったのですが、地域の関係でアウト。
そうなると単身パックL一択になりました。
荷物量の制限があるとは言え、3万円程で引っ越しができれば素晴らしい。
10万円払って運ぶくらいなら、一旦手放して、買いなおしたほうがお得じゃない?
単身パックLでこれだけ運べました。
単身パックL1基分に荷物を減らすと決めてから、怒涛の断捨離をしました。
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、机、本棚、衣装ケースから、洋服、カバン、タオル、ハンガーなど、あらゆるものをメルカリで売りさばきました。ありがたいことに大型家具・家電類は完売。細々したものも安値で出品したので結構売れました。
不用品断捨離に明け暮れた7月だけで、20万円近い利益が出ました。
最終的な荷物はこのような量になりました。
引っ越し当日。
玄関にマットを敷いて作業開始です。
アパートの8階の部屋から、台車を使って荷物を運び出します。
運び出すのが2人、トラックで荷物を積み込むのが1人。
作業員はおっちゃん3人組でした。
最初、「これは全部載らんかもしれんでー」と言われましたが、詰め込んでくれてほとんどの荷物が載りました。感謝。
引っ越し先に到着です。
関西→関東で中1日で到着しました。
2階の部屋まで運んでもらいました。
荷物を下ろすだけなので、作業はあっという間に終わりました。
部屋に入れて並べてみると、結構荷物の量が多い。
まとめ
今回の引っ越し、大阪から関東、平日、日通の単身パックLを利用し、
¥29,160(税込)でした。
運べる荷物の量は限られますが、
煩わしい相見積もりから解放されるのであれば、相当な価値があるプランだと私は思いました。
是非次回も利用したい!
▼日通のおっちゃんは、「段ボールの大きさを揃えればもっとたくさん積めるよ」と言っていました。
▼ご近所さんへの挨拶回りも忘れてはいけませんね。